PER(株価収益率)
PBRとならび、一番多く目にする指標でしょう
1株あたりどれだけ稼いでいるの?という目安になります。
PER
PERとは「株価収益率」といいます。株価をそのときの1株あたりの利益で割った数値(倍率)を指します。
英語では『price earning ratio』でPERです。
『ピー・イー・アール』と読みます。『パーではありません』
求め方
=時価総額(株価×発行株式数)/当期利益
=株価/EPS(1株当り利益)
PERは相対的に市場において割安かどうかを判断するときに使われます。
たとえば株価が100円で1株あたりの利益が10円だとします。
100/10=10 となります。 すなわち PER10倍となります。
この10倍が市場的にどうかは同じ業種(ライバル企業)で判断すべきです。
ライバル企業がこの10倍より多いか少ないかで割安か割高か判断できます。
使い方
よく使われる指標ではありますが、PERだけで投資判断をするのは危険です。
高PERの企業は人気企業であり。それだけの成長期待も多いです。
割高の企業には手を出さないのが基本となります。